› アグレミーナ浜松のSTAFF BLOGです(Fリーグフットサルチーム) › つながる、支える › 【スタッフブログ】 文化にするには

2017年01月25日

【スタッフブログ】 文化にするには

みなさん、こんにちは。

先日、「障害者スポーツを文化にするには」という講演・パネルディスカッションを聞きに行きました。

アグレミーナでも「ソーシャルフットサル教室」という形で携わっているので、

現状を知るきっかけになれば、、と思ってのことです。

たくさん学ぶことや、新たに考えさせてもらい、良い時間でした。




同じ「ラグビー」と付いているが、

「ウィルチェアラグビー」と「ラグビー」は全く違うスポーツ。

「ブラインドサッカー」と「サッカー」も違う競技。



健常者がやるもの、それができない人がやるもの、

という無意識の上下をなくして、

ふたつは全く違うスポーツだと認識してもらうこと。


ウィルチェアラグビーリオ銅メダリストの池崎大輔選手が、

「僕が芝に降りてラグビーをしたらコテンパンですが、

車椅子にラグビー選手を乗せてなら絶対に負けない」

と言っていたとおり、

様々にある競技のひとつとして同列に見られるようにすること。


放送作家の鈴木おさむ氏いわく、

障害者スポーツがまとう「かわいそう」のイメージを変えること、

特別な意味なんてなくすこと。


ブラインドサッカー協会の松崎氏の、

普及のために根を伸ばしていく地道な取組みは、

まだまだ環境の整わないスポーツの全てに当てはまる提言でした。


そして、

池崎選手自身が実感された「普及や環境の変化には結果が必要」ということも。

結果が先か、環境作りが先か、

競技によって様々な問題がありますが、

どこまでも大事にしていかなければいけない両輪だと思います。



アグレミーナも、

何ができるかな、

何からはじめようかな、

何をしようかな、と

今だけではなく、

未来に向けて考えつづけたいな、と思いました。


話がそれますが、

基調講演をされた障がい者スポーツ協会の高橋常務理事が会場の聴衆に頼まれたことがありましたので、ここでご紹介させてください。


選手達は成田・羽田に着いて、あとは選手村と競技場の往復だけ。

だから選手達への「おもてなし」とは、たくさんの観客が見に来ること。

2020東京パラリンピックの選手達が「こんな環境でプレーしたのは初めてだ」と言わせるほどに、パラ競技の全会場を満員にすることで「おもてなし」をしたい。

ここにいる方は、2名のかたに「面白そうだから一緒に見に行こうよ」と誘ってください!!

とのこと。


【スタッフブログ】 文化にするには


また見たい!と思わせる試合を積み重ねて、

楽しい試合会場づくりをして、

「アグレミーナ、一緒に見に行こうよ」と2名のかたを誘ってもらえるように、

そうして地元の文化になれるように。

フットサルを知ってもらうための活動を続けて。


選手に負けないように、クラブスタッフも頑張りますので、応援よろしくお願いします。


【スタッフブログ】 文化にするには


【スタッフブログ】 文化にするには


今回は障害者スポーツに焦点を当てた講演でしたが、

文化として育むために必要な道筋は、

健常者スポーツ、障害者スポーツ、

共通点が多くありそうです。


(今日は長々とすみません)




同じカテゴリー(つながる、支える)の記事
ポスター
ポスター(2021-05-16 01:31)


Posted by アグレミーナ at 20:26 │つながる、支える