【スタッフブログ】 園児さん
みなさん、こんばんは。
先日27日(日)、「フォーママフェスタ」というイベントがありました。
子育てママ(パパ)のためのイベント。
最近ではワンオペ育児(ワンオペレーション育児)なんていう言葉もありまして。
専業主婦でも、仕事をしている主婦でも、
子供が小さい数年間のうちは、
1日中誰かのために自分の時間を費やしています。
それは今しかできない生きがいを感じるし、
自分が求められていると感じればやりがいをがあるし、
けれど子育ては自分の時間を常に拘束されるということでもあり、
疲労やストレスも溜まりっぱなしです。
心の余裕は、支えてくれる「誰か」や「何か」によって、もたらされるのだと思います。
子供を抱えて、
心の余裕を持てなくなる時は、絶対に誰にでもあるので、
お母さんを見かけたら、臆せず優しい気持ちと言葉と声を掛けてあげたいな、と思っています。
イベントでは幼児さんのミニフットサル教室をしました。
去年、一昨年までは、アカデミー園児クラスのサポートにも入っていたので、久しぶりのチビッ子教室のお手伝い。
やはりかわいい。
なにが可愛いって、
ほんのイチミリだけれど、できなかったことができるようになる瞬間を目撃できること。
「ボールがどっか行っちゃっても、手で触るのガマンよー」
と言っても、つい手が出ちゃう。
けれど45分間のレッスンを終える時には、
みんな手を使わずに足でボールを止めていました。
無意識に手をおしりに回して触らないようにしている姿は、なんともかわいい。
「チョコチョコ蹴って、ピタッとボールを足で止めるよ」
と言っても、つい強く蹴っちゃう。
けれど最後には、細かいタッチでボールをコントロールして、しっかり足裏でピタっ。
「イェーイ!かっこいい!選手みたい!」
とほめれば、なんとも嬉しそうなかお。
どんなに時間がかかっても、
イチミリの小さな成果だとしても、
それを見逃さずに誉めてあげることが、私達の仕事だと思います。
小さな子供達は、ほめられて気持ちよくなると、また頑張る気持ちがムクムク。
ムクムクを刺激してあげられたらいいな、と思います。
いっぽうで、お母さんはカラダもココロも忙しいです。
コーチのようにじっくり見てあげたい、ゆっくり相手をしてあげたい、と思っても、
それができないのがお母さんの現実。
早く早くと急かしたり、人より結果や成果を早く求めたり。
それで上手くいくことは少ない、とは、わかっているけど言っちゃう。
仕方がないと思います。忙しいから。
そうなっちゃいます。大多数のお母さんは。
だから、全部をしっかり見てあげようなんて自分に高いハードルを課さずに、
「しっかり見てあげた時、だけは、ほめよう」と思ったら少しは気持ちが楽になるかもしれません。
「あんまりしっかり見てあげれなかったなぁ」というときは、
ほめることも、指摘することもやめてしまってはどうでしょうか。
時々意識をして作ってあげる、「しっかり見る時間。(短くても可。)」
その時だけは、持ち上げて、なんでもプラスワードでほめちぎり。
あまり見れなかったなぁというときは、
便利なセリフを決めておくというのはどうでしょう?
テンション高く、
「元気が合ってすばらしい!」
「なんてナイスなの!」
「さすがです」
「ほほぅ、そうきた?」
(なにが?)と具体的に聞かれると困るセリフですが、テンションの高さでごまかせます。
アカデミーに来た時には、コーチ達がしっかりと見てますし、
失敗でもなんでも、とにかく褒めて励ましてくれると思いますよ(^^)/
(園児さん~小学校低学年に限るかもしれませんが)
だからアカデミーに通うお母様方、
これから通うことを検討しているお母様方、
アカデミーは、お母さんのココロの余裕を支える「誰か」や「何か」です。
決してアカデミーを、
わが子を指摘したり、指示したり、思い通りに動かそうとするための時間に充てないでくださいね。
イチミリの成長は、目を凝らさないと見えないんです。
だから、なかなか気付かないだけですから。
ぜったいに、イチミリは成長しているので、だいじょうぶです。
関連記事